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Monthly Archives: 8月 2019

将来に対する漠然とした不安

ほかの人は思ったよりたくさんの悩みや困難を抱えて生きている。

当たり前のことなのだけれど、いつの間にか意識せずに日々を過ごしていた。

ほかの人にすぐ敵意を向けてしまうのは、この「当たり前」を軽視しすぎていたからかもしれない。

 

思えば、インドに行って癌になって、死生観が大きく変わってから、利己的に、短期的に自己幸福を追求するようになっていた。

いつ死ぬかわからない世界で、他人の悩みや困難に目を向けて手を差し伸べている時間があったら、自己の幸福追求に時間を使うべきだ。

癌が完治してからも、そういう価値観に囚われていた。

 

ここ最近、秋葉原のメイドバー(ガールズバー)によく行くようになった。

常連さん、新規さんが半分ずつくらいの、メイドバーと言いながら中身がガールズバーなギャップに戸惑う感じのお店だ。

なれると場末のスナックのような雰囲気で、女性と話しながらお酒を飲むにはちょうど良い場所だ。

カウンターが2列で他のお客さんと向かい合形で並んでいて、接客のメイドさんは2列のカウンターの真ん中で給仕を行う。

秋葉原のこういう類のお店ではありがちな、お客さん同士の会話を主にもっていくような設計のお店だ。

だったら居酒屋で相席でもすればいいという感じもあるが、メイドさんが上手に話題を頭出ししてくれて、初対面の人とでも割と突っ込んだ話ができる。

また、秋葉原という土地柄、何かしら闇を抱えていたり、人生がうまくいっていなさそうな人が流れ着いてくるのもあるだろう。

アニメやゲームの話ではなくて、うまくいっていないこと、抱えている困難の話をカウンター越しに、他のお客さんと共有しあうような会になったことが何回かあった。

 

そんな初めて会う相手の悩みや困難を聞いている中で、自分の想像もしないような悩みや困難を共有してくれる人もいた。

昨日はその中でもかなり真剣でデリケートなテーマの困難を抱える人がいて、お客さんとメイドさん総勢5人くらいで1、2時間議論しあった。

自分は想像もしない困難だったので、聞いてばかりだったが、自分の身にも起こりうる困難であったし、今まで考えていなかったことが愚かであったと思うくらいのテーマだった。

そして心底、その困難を自分で抱えていなくてよかったと思った。

 

でも、もしかしたら自分が稀で、多くの日本の人は大なり小なり悩みや困難を抱えていて、「将来に対する漠然とした不安」を抱いているのではないか。

あまり、アメリカやイギリスにいた時には感じなかった感触で、将来を考えたとしてももっと明るい考え方をすると思う。

インドでは将来を考えることがまず稀だろう。

日本は、年をとればとるほど経済や社会に悩まされ、困難を抱えさせられる。

そんな鬱屈とした心境に陥りやすい環境だからこそ、秋葉原のメイド喫茶やアニメ専門店のような、刹那的な娯楽が独自に発展するのだろう。

インドと違うのかはよくわからないが、日本は長期的な絶望感から起因する刹那的な快楽欲求としての娯楽の在り方があるのかもしれない。

でもそれは酒、たばこ、麻薬のような短期的快楽をもたらして長期的な中毒性をもたらし絶望へといざなう嗜好品とどう違うのだろう。

少なくとも自分には、昨日の議論がきっかけで同じだろうという考えが芽生えてしまった。

 

どうすれば「将来に対する漠然とした不安」を抱える人たちに根本的な解決を提案できるだろう。

保険などはその一手段ではあるが、掛け金という名の通り、罹患確率がものをいうギャンブルでもある。

安心を買っているようで、リスクに賭け事をしているという構造が実態だ。

日本には、不安の巣窟がたくさんある。人々を不安にさせることばかりが社会を覆っている。

日本の娯楽の在り方には、刹那的な快楽を満たすものだけではなく、長期の心の平穏をもたらす類の娯楽があってもよいのかもしれない。

ドラゴンクエスト ユア・ストーリーの追加キャラクター

ドラゴンクエスト ユア・ストーリーの追加キャラクターは誰だったのだろう?考察してみます。

一番初めに思い浮かぶのは視聴者である自分(あなた)自身。技法としては、VRの体験であるならばすべてが一人称視点で描かれるのが自然だと思うのだけれど、あの映画を客観的視点で追っていたカメラが存在した(時間停止でも動いているカメラがあった)ということは、ゲームの表現技法的には視聴者になると思う。

あとはこの視聴者の位置づけなのだけれど、自分の中では2つの仮説がある。

1つは「監督の共犯者」、2つ目は「世界を守るアンチウィルス派としての客観者」。

1つ目の仮説の場合はかなりずるい。ドラゴンクエスト ユア・ストーリーはかなり評価が叩かれているし、監督批判が強い。でも、批判へのカウンターとして「監督視点でのカメラに視聴者が同調している」という構図を取られた場合、視聴した=監督と同じ視点で映画を見ている(作っている)となり、監督の共犯者となる。作品に関して文句を言おうが、見てしまった以上、監督と同じ立場だろう、少なくとも監督の作品を支援しているだろう、ということで批判者が逃げられなくなる。少なくとも批判しにくくもなり、論展開しずらくなるので、ストレスがたまる。これでネガティブな感情を抱く人も多いと思う。

 

2つ目はミルドラースに抗う、それでも世界を愛する人の立場。時間停止で動けているのは世界の創造者(=開発者orメタ視点で監督)か、VRのプレイヤーで、後者はない。なので世界の創造者の一員として、悪意ある開発者ではなく、アンチウィルス側の善の開発者の一員としてカメラ越しに世界を見ているパターン。これだと、スライムを応援してクライマックスでロトの剣を振りかざすところも力が入る感じになる。ちなみに自分はこの視点で1回目は見てました。(映画の序盤から、モンスターの出る順番や音楽にこれは「ドラクエVではなくて誰かの思い出のドラゴンクエストであるというヒントがたくさんあり、おばあさんの薬シーンでメタ環境が一回暴露されるので、あの時点で仮想世界というのがわかるようには一応なっている)この視点でみると、最後は「ああ世界を守れた、よかったよかった」で終われる。

 

ここまで書いて、改めてなぜ自分が映画を見終わった後に周りの反応に驚いていたのか気づく。多くの人は「監督の共犯者」視点を強要されたのだろう。

エンドクレジットをみて、自分は監督ではなく監修に注目した。音楽も脚本もスクエニのドラクエチームがしっかり入っている。つまり、「あのシーンであの音楽が流れてしまったように聞こえる」や「あのシーンであのモンスターがなぜか出てきてしまっている」のはやはりデザインされたものだという確信が持てた。違和感に気づいてほしい設計だった。

でも、多くの観客の方は作品を台無しにして、しかも自分に共犯者のような年を抱かせた真犯人を捜しただろう。監督である。

 

そしてここまで書いて、よく見ていると気づける明示的な追加キャラがいたらどうしようとか思ったので、もう1回くらい見に行きたい感じ。結局誰なんだろう。追加キャラ。

2019年 Q3に差し掛かる

2019年もあっという間にQ3に突入している。最近は歳なのか時間が過ぎるのが早い。ご飯を食べるとすぐに眠くなる。けど、我慢すると午前2時くらいまで起きてしまう。無駄。

最近は無駄に映画をよく見る。怪獣の子供、プロメア、天気の子、ドラゴンクエスト ユア・ストーリーを見た。

怪獣の子供から2週間開けずにドラゴンクエスト ユア・ストーリーを見たのでメンタル耐性ができていたのかあんまり負の感情は抱かなかった。

でも監督のインタビューが公開後2日で出て、作りたくなかった的な発言が出てしまうのは宣伝がなってないね。スクエニの宣伝部隊は監修していたのかな?なんだか脇が甘い展開が続くスクエニ。

 

プロメアはテンポが速くてよかった。30分短くてもよかったかも。

天気の子は個人的にはあまり好きではなかった。銃口を向けるシーンや子供がラブホテルに入るシーンは大衆向けに作るにはちょっと・・・という表現。マス広告打ってなければ、お話には差し支えないので入ってていいと思う。

 

ということで、宣伝をどのくらい打って、誰をターゲティングするかが、天気の子の感想にも、ドラゴンクエスト ユア・ストーリーの感想にもつながっている。

宣伝のコミュニケーションが作り出す期待値ってすごい大事。どっちも宣伝打ってなくて小劇場でやればいい作品だなぁの感想が出た気がする。どっちも電通だった気がする。電通株を空売りしたい。

 

最近、貯金も増えて投資について考えることが多くなった。このブログを始めたきっかけがFXでの失敗だったので、今日このブログを書いているのは投資を再開してはいけないという自分への戒めもあって、だらだら文章を書いて落ち着こうとしている。

今朝、ドル円が105円台に下落して、ツイッターの狼狽を見て久しぶりにFXをやりたくなってしまっていた。今日はずっとどうエントリーするか考えていたのだけど、幸いなことに口座がなくエントリーしなかった。エントリーできる環境があったらおそらく105.79くらいでしこたまショートしていたと思う。今のレートは106.06。口座がなくて本当によかった。

株はやりたいのだけど同じようにハラハラしてしまうので、口座はあるけどいつまでたっても入金できないでいる。さくらインターネットが400円台に入った時に買うチャンスがあったのだけど逃した。やっぱり投資には向いていない気がする。冷静さが保てないし、短期的になってしまう。

 

なにかいい事業ないかしら。日々のやりくりで1日6万円くらい売り上げて、月商180万円、利益10万円くらいのちょうどいいビジネスやりたい。飲食じゃん。よく考えたら1日の利益3000円程度じゃん。つらみ。やりたくなくなった。(たぶん月給30万程度だな)

 

今の自分のプロフェッションがマーケティングで、コミュニケーション設計路線でうまくやれているので、このまま維持できるといいのだけど。

3回の転職をして、2度目は給料を下げたけど1年で昇格して課長のひとつ下までいって、そのタイミングで転職。3度目の転職で4社目の今の仕事は労働時間が短くて年棒制なのですごく楽。いい案件にも恵まれて、案件が成功するかはわからないけれど、やりがいを感じるくらいの仕事へのモチベーションは維持できている。ただ、暇。

仕事効率は時給で換算すると4,300円くらい。こう考えると低いな。時給5,000円くらいにはもっていきたい。

 

ここからはもう何を目指せばいいのかわからない。貯金をすると貯まりすぎて憂鬱になって、散財してしまいがち。だからと言って高級マンションが買えるような貯金ペースでもない。中途半端。まだ中途半端なのだ。

自分のポジション、収入、いずれも中途半端。もう一つ何か軸があれば、それがもう少し牽引してくれそうな気もするけど、特に思い当たらない。

インドにいって、そのあと癌になってから日々楽しいことを重視していたけれど、なんだかんだまだ生きれそうなので最近長期視点でまた考えるようになってしまった。長期で考えるとGAFAとかBATHの勉強しないといけない。めんどくさい。そんなこんなでここ1年近く無駄に考えてつぶした感じ。無駄ではないものの、充実感がない。

経済も、社会も、自分も、なんか踊り場感がつよい。混雑もしてる。どうしようかな。